予防歯科による歯周病菌や虫歯菌に効果的な歯のメンテナンスとは

ノンタータ―入門 - 歯のクリーリングで歯垢(ターター)のない健康な歯を保つ
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口臭でお悩みなら波多野歯科にご相談下さい。磨き残しの歯垢や自分では落とすことができない歯石が、臭いの原因になっている可能性があります。歯石除去や歯磨き指導で、気になっていた口臭が改善されるはずです。

【歯のメンテナンスについて】

予防歯科に効果的!お口の健康を守る「歯のメンテナンス」とは

歯を見せて笑っている高齢者

虫歯を予防するキシリトール発祥の地であるスウェーデンでは、1970年代から国をあげて予防歯科のプロジェクトを進めることで、今では世界でもトップクラスの歯科先進国になりました。また、医療保険料が高いアメリカでは、虫歯の治療費が高額なことから国民の予防歯科の意識がとても高いといわれています。

それらの先進国に対して、残念ながら日本では予防歯科に取り組んでいる人は少なく、痛くならないと歯医者に行かないという人が大半を占めています。その結果、40歳前後の中高年から急速な歯の喪失が顕著にみられ、さらに、スウェーデンやアメリカに比べて80歳前後の高齢者の残存歯数が少ないのです。

残存歯数が与える影響とは?

30本以上の歯が写っているレントゲン写真

平成元年から、厚生労働省と日本歯科医師会が推進している「8020運動」をご存知ですか?「80歳になっても20本以上の歯を保とう」という8020運動によると、健康な高齢者に比べて、アルツハイマー型認知症を発症している人は残存歯数が少なかったことが分かっています。

また、歯科医師会が40歳以上を対象に行った調査では、残存歯数が20本以上の人に対して、0~4本しか残っていない残存歯数が少ない人の医科医療費が1.5倍高いことから、「残存歯数が多い人ほど年間にかかる医療費が少ない」という結果が出ているのです。

それ以外にも、残存歯数は転倒のリスクに関係しているほか、骨密度に影響を与えるという調査結果が得られていることから、残存歯数は健康に密接に関係しているといえます。

歯を失う原因の9割は細菌への感染

歯科診察台に横になっている高齢者の口を開けて歯の状態を確認する歯科医師

75歳以上の日本人のうち6割が総入れ歯を使用している中で、歯を失う原因で最も多いのが歯周病と虫歯です。そして、この2つの疾患の共通点は、歯周病菌や虫歯菌などの細菌による感染症だということ。歯や歯周ポケットに付着した歯垢(プラーク)が細菌の温床となって、細菌の繁殖を助けているのです。

そのため、歯の喪失を防ぐ一番の近道は、歯垢や歯垢が石灰化した歯石の除去だといえます。日ごろから、効果的な歯垢除去やプラークコントロール、歯医者での歯石除去などの、歯のメンテナンスをしっかり行うことで、歯周病・虫歯の発症や進行を抑えることができるのです。

予防歯科に必要なセルフケアとプロフェッショナルケア

歯科用レントゲン撮影機

一生自分の歯で健康に過ごすための予防歯科では、歯周病や虫歯の原因となる歯垢をしっかり除去するための、歯磨きによるセルフケアと歯科医によるプロフェッショナルケアのどちらも欠かすことができません。そして、定期的な歯科でのメンテナンスは、お口の健康状態を知る上で重要なケアとなります。

歯のメンテナンスでは、歯周・唾液・レントゲンなどの検査結果をもとに、必要に応じてTBI(歯磨き指導)やクリーニング、治療を行います。歯周病や虫歯が悪化して、歯を失ったり高い治療費をかけるよりも、メンテナンスなどの予防歯科をしっかり行って、いつまでも健康な歯で健康に過ごすことが重要なのです。

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